こんにちは、ブクログ通信です。
今週はどんな日があるのでしょうか。本と一緒に見ていきましょう!
2月12日は「菜の花忌(司馬遼太郎の忌日)」
司馬遼太郎『菜の花の沖』
江戸後期、淡路島の貧しい家に生まれた高田屋嘉兵衛が、海の男として身をおこし、商人として成長していく様を描いた名作をおすすめ。
2月13日は「市川崑の忌日」
小谷充『市川崑のタイポグラフィ 「犬神家の一族」の明朝体研究』
没後10年となる今年。エヴァや古畑任三郎、TSUBAKIなど、現在の映像表現に多大な影響を与えた彼のタイポグラフィに着目した、大充実の一冊。
2月14日は「バレンタインデー」
坂崎千春『美術とあそぼう! チューブくん絵本 モナ・リザはチョコの色』
バレンタインはチョコレート一色!だから今日は、チョコはチョコでも名画のチョコを。チューブくんと一緒に名画を楽しんじゃおう!
2月15日は「九鬼周造の誕生日」
九鬼周造『「いき」の構造』
今年、生誕130年を迎える、九鬼周造。
江戸時代に生まれた、「他の言語に全く同義の語句が見られない」日本人独自の美意識「いき(粋)」の本質に迫り、その構造をとらえた名著。
2月16日は「天気図記念日」
森田正光、森さやか、川上智裕
『天気のしくみ:雲のでき方からオーロラの正体まで』
天気予報でよく耳にする気象現象がなぜ発生するのか、そして日本や世界の季節について、ていねいに説明されている一冊です。
2月17日は「天使のささやきの日」
海野弘『世界の雪景色』
天使のささやきとは、ダイヤモンドダストのこと。
この本では、ダイヤモンドダストはもちろん、世界の幻想的な雪景色を楽しむことができます。
2月18日は「冥王星の日」
室井恭子、水谷有宏
『惑星のきほん:宇宙人は見つかる? 太陽系の星たちから探る宇宙のふしぎ』
「冥王星の波乱万丈物語」をはじめ、惑星について楽しく学べる一冊です。かわいいイラストやマンガで、宇宙がぐっと身近に。
おわりに
さまざまな記念日がありましたね。
気に入っていただける本が一冊でもあればうれしいです。
来週もお楽しみに!