今週は、愛妻家の日から匂いの日まで!―記念日特集 1月29日~2月4日

こんにちは、ブクログ通信です。

今週はどんな日があるのでしょうか。本と一緒に見ていきましょう!

1月29日は「昭和基地開設記念日」

小塩哲朗『南極ないない』

行った人しかわからない、南極に「ない」もの。昭和基地に犬はいない!観測隊はみんな揃って南極まで行かない!など、50の「ない」が詰まっている一冊。

南極ないない書影

1月30日は「3分間電話の日」

井上麻矢『夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉』

療養中の父・井上ひさしから、夜中に電話がかかってくるようになった―井上ひさしが三女の麻矢に語った言葉の数々から、77の言葉をまとめた一冊。
夜中の電話書影

1月31日は「愛妻家の日」

眉村卓『妻に捧げた1778話』

昨年、アメトーークの読書芸人で、カズレーザーさんが「15年ぶりに泣いた」と紹介したことから話題になった、眉村卓さん『妻に捧げた1778話』。余命1年と宣告された妻に、毎日書き続けた物語とは。
妻に捧げた1778話書影

2月1日は「匂いの日」

中村祥二『調香師の手帖 香りの世界をさぐる』

資生堂で長年研究していた、調香師の中村祥二さんによる香りの世界への入門書。体や心にも作用する香りの不思議な働きに迫る。
普段あまり「香り」を意識しない方でも、こちらの中村さんへのインタビューを読むと、わたしたちの生活に密接に関わっている「香りの世界」に興味がわくかもしれません。

調香師の手帖書影

2月2日は「おんぶの日」

わかやまけん『おんぶにだっこ』

お父さんやお母さんに甘える、動物の子どもたち。あたたかみがあってやさしいリズムのこの絵本を読むと、読んでいる人も子どももだんだん眠くなる……。「しろくまちゃん」シリーズの作者・わかやまけんによるやさしい絵本です。

おんぶにだっこ書影

2月3日は「節分」

大西広『鬼が出た』

「鬼は外!」と、鬼が豆を投げられる節分。「こわいもの」「悪いもの」の代表として広く知られていますが、その本当の姿はどんなものなのか。古い資料を手掛かりに本当の鬼の姿に迫る。

鬼が出た書影

2月4日は「ぷよの日」

小野正弘
『オノマトペがあるから日本語は楽しい―擬音語・擬態語の豊かな世界』

2003年に発売されたゲーム「ぷよぷよ」にちなんで作られた「ぷよの日」。
今日は、多国語と比べてオノマトペの数が多い日本語の、楽しく豊かな言語表現に迫る一冊を。

オノマトペがあるから日本語は楽しい書影

おわりに

さまざまな記念日がありましたね。
気に入っていただける本が一冊でもあればうれしいです。

来週もお楽しみに!