地上波初放送!『ベイマックス』をもっと楽しもう!

こんにちは!ブクログスタッフのがきおです。
今週の金曜ロードショーはベイマックスが放送されます。
みなさんはベイマックス、ご覧になったことありますか?

私はもちろんあります。むしろ大好きです。
マイベストフェイバリットキャラクター、それがベイマックスです。
そんな私が今回はベイマックスの魅力を皆様にご紹介いたします。

日本人が見てもしっかり東京

ベイマックスの舞台は「サンフランソーキョー」という
サンフランシスコと東京をイメージした空想の街です。

海外の方が日本をイメージして作ると
どうしても中国や韓国などの要素が混ざることが多く
「日本というよりはアジアのどこか・・・?」のような世界観になりがちです。

ですが!ベイマックスは日本感が強く、日本とサンフランシスコの
融合という言葉がバッチリ当てはまるのです。
開発スタッフは日本への取材旅行はもちろんのこと、
日本人デザイナーもジョインして徹底的に世界観を作りこんだそうです。
なので違和感を感じず、様々な細かい日本モチーフに感動しながら
物語を楽しむことができます。

街並みから猫の名前まで随所に日本テイストを感じられるベイマックス。
たくさんの日本モチーフを探しながら映画を見るのもオススメです。
 
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抱きしめたくなるビジュアル

開発スタッフのリサ・キーンさんがベイマックスの初期制作の際に
「抱きしめずにはいられない存在」という言葉を思いつき
それがあのデザインに繋がったそうです。

まさに、一目見ると抱きしめてくなってしまう素材、フォルム、可愛らしさ・・!
個人的にはあの笑っているような、いないような無表情な表情も
とても可愛らしく感じられ、見れば見るほど好きになってしまいます。
私もベイマックスをできれば今すぐ抱きしめたい!!

柔らかそうで、脚本家からは「太ったマシュマロマン」と言われたそうですが、
私には「牛皮を使用した大福」に見え、そんなところもますます愛おしく感じています。

見た目だけでなく、素材や骨組み、原理など本当に細かく考えられているのですが、
実際に開発初期にロボット工学研究所を訪れリサーチをしているというから
作りこみの深さに本当に感動します。
 
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日本人アーティストも参加

なんとベイマックスには日本の著名なデザイナーさんが
二人も参加しています!

環境初期デザインに上杉忠弘さん。
ベイマックス初期デザインにコヤマシゲトさん。

上杉さんは「コララインとボタンの魔女」のコンセプト・アートを手がけた
ことで有名ですが、まさかベイマックスにも参加されていたとは!
上杉さんの描かれた街並みのコンセプトアートは東京とサンフランシスコが
とても素敵に融合されていて、実際にこんな街があるんじゃないかと錯覚してしまいます。

コヤマシゲトさんは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」「ガンダム Gのレコンギスタ」
原画やキャラクターデザインで大活躍されているデザイナーさんですね。
ベイマックスのスーツのデザイン画を拝見すると、流線型のラインがとても美しく
デザインも独特でたまらなく格好良いので惚れ惚れしてしまいます。

お二人の活躍を想像しながら映画を見ると倍楽しくなること間違いなしです。
 
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そんなベイマックス、映画で楽しんだあとは
世界観を深堀できる画集や制作の舞台裏が観れるDVDなどで
もっと楽しんでみてはいかがでしょうか?
ここでは紹介しきれないエピソード、最終稿に残るまでの数々のデザイン、
素晴らしいイラストの数々、どれをとってもまさに垂涎ものでございますよ!!

 

 

監督 :ドン・ホール クリス・ウィリアムズ
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2015.04.24 発売