本年もありがとうございました！ブクログスタッフが2019年に読んで心からおすすめする本8選！

こんにちは、ブクログ通信です。

2019年、大晦日になりました。今年もいろいろありましたね。ブクログでは、4月にPC web版/スマートフォン版ブクログのメニュー画面刷新、8月にブクログAndroidアプリリリース、9月にブクログ15周年、10月に第7回ブクログ大賞開催、そしてブクログiPhoneアプリに新刊通知機能や読書記録機能の追加など、たくさんのことがありました。

来年もブクログは、ミッションである「本のとなりに」を軸に、みなさんの読書生活がよりいっそう楽しくなるお手伝いができるよう尽力していきたいと思います。来年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

2019年最後となる本記事では、1年間お世話になったみなさまへの感謝をこめて、スタッフが2019年に読んで心からおすすめしたい！と思った本をご紹介いたします。お時間があれば手に取ってみてくださいね。

たんたん：『ガール・コード プログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話』

おすすめ理由
プログラミング未経験の女子高生二人がITの力で生理タブーに挑戦していくノンフィクションです！読んでいて共感のオンパレードでしたし、「生理タブー」について世に訴えかけていく女子高生二人のパワフルさはとても素敵ですごく勇気をもらいました！ストーリー仕立てなのでもちろんコードを書いたことない人でも読みやすいですし、プログラミングするってこんな感じなんだぁと雰囲気を味わってもらえると思います！すごく元気がもらえるお話なのでおすすめです！

すーも：『デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義』

おすすめ理由
収入の多さはある一定上から幸福度に影響を持たなくなるというのはよく聞く話。ではどうすると幸福を感じるのだろう？それは物質的なものではなく、体験を買い、人のためにお金を使うこと。楽しい体験は長く心に残るし、人に喜んでもらおうとした事は、相手から更に嬉しいものとして返ってくる。そして「幸せを感じる事を増やす＝幸福量」と思っていたけれど、不安や不確実性を減らすことが、相対的に幸せを感じることに繋がるという事を教えてもらいました。

ぬーぴー：『ケンカじょうとういつでもそばに』

おすすめ理由
著者でもあり母でもあるソノダノアさんが、撮影した愛娘のもくれんちゃん11歳との目の前にある日常が収められた一冊です。ページをめくるたびに、もくれんちゃんの表情が、あどけない少女から大人の女性に変わるような瞬間がとてもリアルに感じました。ここに写るもくれんちゃんが、いつの間にか自分の子供の頃のように見えてくるあの錯覚を、ぜひ皆さんにも感じてほしいです。母であるソノダさんの撮る、もくれんちゃんの今を収める温かい写真が、あの頃の自分に再会させてくれます。最後のページにある、あとがきが大人になったもくれんちゃんに宛てたソノダさんからの手紙のようで、とてもジンとしました。

鶏肉に感謝：『老後の資金がありません』

おすすめ理由
「慶弔系イベントにかかる費用は高額になるのが当たり前」という感覚についてある種の社会的な「洗脳」だと常々思っていましたが、本作ではその「洗脳」の根底にあるものの正体と、その洗脳からの解脱プロセスがとてもわかり易く描かれ、読了後は「著者よ！よくぞ、書いてくれた」と胸がすかっとしました。

Tokyo先生：『モノレールのたび』

おすすめ理由
湘南モノレールを題材に、始発から終点までの話です。たったそれだけですが、山を抜けてトンネルに入って、海がみえる終点までの道のりはけっこうワクワクします。子供に読み聞かせると大抵は「もういちど！」となるので、今年は大船から鎌倉まで何往復もしました。

mot：『無敵の筋トレ食』

おすすめ理由
ボディービルダーで日本体育大学体育学部准教授、そして柔道全日本男子チーム体力強化部門長でもある「バズーカ岡田」こと岡田隆さんの著書です。
岡田さんの著書「除脂肪メソッド」はボディーメイクをされる方の中ではバイブル的存在で有名な本ですが、この本は食事にフォーカスしていて、様々な食材を栄養バランスを考えて、我慢せずに食べて筋肥大・減量する！という内容です。食いしん坊にはもってこいの内容です。コンビニでも買える食材にも触れていて実践しやすいです。

なんとなく大事なんだろうなと思っていたものが明確になる内容もありましたし、目から鱗な情報もありました。

ちなみにオススメ食材として紹介されている「スーパー大麦」はご飯に混ぜて炊いて毎日いただいております。

筋トレをゴリゴリされている方だけでなく、一般の方で減量をする際にも参考になる内容です。体質に応じた有酸素運動取り入れ方なども参考になりました。

これで結果が出てくれたらいいな〜〜！

げんえい：『せんせいのお人形』

おすすめ理由
親から育児放棄された主人公のスミカ。教師の昭明に引き取られ取られる。スミカは自分がなにもできないと思っていたが、昭明に教育されて、世界に対して今日を持ち自分から世界を学ぼうとしていく。この本では読書をすることよって今まで自分が見ていた世界というのはとても小さな部分であり、世界はとても広く面白いことに溢れているということを実感させてくれる。この本を読むことによってスミカと同じように読書が楽しいものになるといいかなと思う一冊です。

ゆう：『さよならのあとで』

おすすめ理由
余白をたっぷりとった本のなかに、ぽつり、ぽつりと涙のように言葉がしるされています。もうこの世にいない「私」が、本を手に取りページをめくっている「あなた」に贈る言葉は、大切な誰かを喪った悲しみを抱える人の心に寄り添い、心をあたため、励ましてくれるようです。一見、何も書かれていない白いページに、「私」と「あなた」だけのたくさんの思い出が収められている、そう思わせてくれる一冊です。

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来年2020年も、どうぞよろしくお願いいたします！良いお年を！