「大学教授のように」一歩踏み込んで小説を読み解くための方法が初登場4位!―本ランキング10月20日〜26日

こんにちは、ブクログ通信です。

今回の本ランキングは、『ツナグ 想い人の心得』が先週に続き1位に輝きました。前作『ツナグ』の発売から9年、ついに続刊登場です。

4位には『大学教授のように小説を読む方法[増補新版]』が、Twitterで発売前より話題になり初登場ランクイン!長年にわたって文学を教えてきたトーマス・C・フォスター教授が伝授する、「大学教授のように」一歩踏み込んで小説を読み解くための27のヒント。アメリカで学校関係者・読書会参加者・一般の読書家から高い評価を受けロングセラーの本書が、パワーアップして帰ってきました。筋を楽しむだけでなく、深く読み解くために、キリスト教の象徴、性的暗喩、天気や病気の使い方など。日頃より小説を楽しむ方でも、ひと味違った「方法」で読み解くと、おなじみの作品の違った顔が見えてくるかもしれません!

今週の急上昇作品は、『文豪どうかしてる逸話集』。10月25日発売前から著者の進士素丸さんが繰り出す、文豪たちにまつわるユーモラスなツイートも話題になり、一気に登録数が増えランキング10位につけました。「太宰治は、借金のかたに友人を人質に取られた経験をもとに『走れメロス』を書いたが、実際はぜんぜん走ってないどころか、友人を見捨てた」「谷崎潤一郎、佐藤春夫に奥さんを譲渡するも、『やっぱり返して』と言い出す」「国木田独歩が田山花袋に作ってあげたカレーライス、ちょっと変」など、読んだらもっと好きになる、文豪たちのかわいくて、可笑しくて、「どうかしてる」エピソード集です。

それでは、ランキングを見てみましょう!

本ランキング [2019年10月20日〜26日]

1位 [→] 『ツナグ 想い人の心得』

2位 [↑] 『ライオンのおやつ』

3位 [↑] 『恋のゴンドラ (実業之日本社文庫)』

4位 [NEW] 『大学教授のように小説を読む方法[増補新版]』

5位 [NEW] 『白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)』

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\そして、今週の急上昇作品は、これ!/

『文豪どうかしてる逸話集』

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おわりに

いかがでしたか。みなさんの読書生活の参考にしてくださいね。
来週のランキングもお楽しみに!