辻村深月さん『ツナグ』待望の続刊が9年ぶりに発売で1位に！―本ランキング10月13日〜19日

こんにちは、ブクログ通信です。

今回の本ランキングは、『ツナグ想い人の心得』が1位に輝きました！ブクログでも人気の高い、前作『ツナグ』の発売から9年。ついに待望の続刊が発売され、大注目の作品です。使者との再会を叶える使者「ツナグ」の役目を祖母から引き継いでから7年たち、社会人となった歩美。彼のもとを訪れる依頼者たちは誰にも言えぬ想いを胸に秘めていた―。後悔を抱えて生きる人々の心を繫ぐ、使者の物語です。

そして、4位と5位にランクインしたのは『十二国記白銀の墟玄の月』第三巻と第四巻！先週まで何度もランクインしていた第一巻・第二巻と入れ替わってのランクイン。シリーズへの注目度の高さがうかがえますね。ちなみに第一巻・第二巻は発売3日で10万部ずつの増刷とのことで、これからさらにシリーズ全体の登録数が増えていきそうですね！

今週の急上昇作品は、ジュンパ・ラヒリさん『わたしのいるところ』。8月に発売された本ですが、10月19日の日経新聞の書評で取り上げられたことから一気に登録数が増えました。「孤独はわたしそのもの。孤独に動かされてわたしは書いてきた」と語る著者による、45歳の独身女性が主人公の物語。女性が暮らす街の至るところに散りばめられた孤独、そして旅立ちを描いた作品です。

それでは、ランキングを見てみましょう！