こんにちは、ブクログ通信です。
今回の本ランキングも、人気作家の文芸書が上位を独占しました。1位は、伊坂幸太郎さんの最新作、『クジラアタマの王様』です。今回も巧みな仕掛けとエンタメ性が両立しています。今回、伊坂さんが用意する作品世界はお菓子メーカークレーム担当者、都議会議員、芸能人の3人がひょんなことから一緒にパラレルワールドに。どんな結末が待っているのでしょうか?
3位、道尾秀介さんの『いけない』は、7月13日(土)に放送された「王様のブランチ」特集の放送によって一気に支持を集めました。今回道尾さんがこだわったのは、本を読んだことがない人でも読んでおもしろいこと。小説はスマートフォンなど別の競争相手が多いので、体感できるものを極限まで伸ばしたかったのだそう。その試みは成功しているのでしょうか?読む度に違うものが見えて楽しめる物語です。
今週ランキングで急上昇してきた作品は、早見和真さんの新刊『店長がバカすぎて』です。文芸書担当の書店員・谷原京子は、次から次へと毎日起こる店頭のトラブルに接しながらも、日々忙しく働いていた。日々不満はありながら、「非」敏腕店長とあこがれの先輩と働いていたが、その先輩が退職すると聞いて……。書店を舞台にしたエンターテインメント作が支持を伸ばしています。本屋が好きな方はぜひご一読を!
それでは、ランキングを見てみましょう!
本ランキング [2019年7月7日~13日]
1位 [NEW] 『クジラアタマの王様』
2位 [↓] 『希望の糸』
3位 [NEW] 『いけない』
4位 [NEW] 『さよならの儀式』
5位 [↓] 『三体』
\そして、今週の急上昇作品は、これ!/