こんにちは、ブクログ通信です。
今回のランキングの1位は、7月5日に発売されたばかりの東野圭吾さん『希望の糸』でした。東野圭吾ファンの方は首を長くして待っていたことでしょう。発売日、新聞広告も大々的に行われていました。そこで公開された東野さんのコメントは、「しつこいけれど 絆の話です 好きなので」。殺人事件を起点に、次々と繋がっていく容疑者たちの複雑な運命とは?今年の注目作です。
2位には劉慈欣さんの『三体』がランクイン。中国現代SF最高傑作のひとつとして知られており、2015年にはケン・リュウさんによって翻訳された英訳版がSF最大の賞、ヒューゴー賞を受賞しました。今回の日本語訳は、光吉さくらさん、ワン・チャイさんの共訳による翻訳原稿を、大森望さんが英訳版を読みながら改稿したものです。人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔がスカウトされた研究所では、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが進行していた―。壮大なスケールの一作です。
今週急上昇してきたのは、筧菜奈子さんの新刊『日本の文様 解剖図鑑』です。私たちの暮らしのなかで使われる伝統文様の意味と歴史、デザインの仕組み、そしてそこに込められている日本人の美意識をイラストで徹底図解、徹底解剖する一冊。刊行元の出版社「エクスナレッジ」は、他にも数々の良質な図鑑を出しています。気になるかたは、ぜひ検索してみてくださいね。
それでは、ランキングを見てみましょう!
本ランキング [2019年6月30日~7月6日]
1位 [NEW] 『希望の糸』
2位 [NEW] 『三体』
3位 [→] 『線は、僕を描く』
4位 [↑] 『読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術』
5位 [↓] 『時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』
\そして、今週の急上昇作品は、これ!/