西洋美術を日本に広めた偉人・松方幸次郎が小説に。そして直木賞候補に―本ランキング6月16~22日

西洋美術を日本に広めた偉人・松方幸次郎が小説に。そして直木賞候補に―本ランキング6月16~22日

こんにちは、ブクログ通信です。

今回のランキングの1位は、原田マハさんの『美しき愚かものたちのタブロー』でした。6月17日に決まった第161回直木賞候補作に挙がったことで、注目を集めた作品です。西洋美術受容黎明期、日本に美術館を創ろうと欧米を駆け回った実業家・松方幸次郎たちの物語。ちょうど6月11日から東京・上野で「松方コレクション展」も始まっています。美術好きにもオススメしたい作品です。

3位に小川洋子さん、堀江敏幸さんによる『あとは切手を、一枚貼るだけ』がランクイン。かつて愛し合い、今は離ればなれとなった「私」と「ぼく」。二人を隔てた、取りかえしのつかない出来事とは。手紙を通じて、その秘密に迫っていく物語です。

この週は、書店で非常に売れている『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』が急上昇してきました。累計75万部超のベストセラー、『未来の年表』シリーズを著した河合雅司さんの最新作です。「47都道府県はもはや維持できない!」という帯のキャッチコピーと広告が衝撃的です。あなたの出身地はどのように言及されているでしょうか?

それでは、ランキングを見てみましょう!

本ランキング [2019年6月16~22日]

1位 [↑] 『美しき愚かものたちのタブロー』

2位 [→] 『ノーサイド・ゲーム』

3位 [NEW] 『あとは切手を、一枚貼るだけ (単行本)』

4位 [NEW] 『時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』

5位 [↑] 『いまさら翼といわれても (角川文庫)』

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\そして、今週の急上昇作品は、これ!/

『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』

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おわりに

いかがでしたか。みなさんの読書生活の参考にしてくださいね。
来週のランキングもお楽しみに!