人類は、歴史上、本を破壊しつづけてきた―本ランキング2019年2月24日~3月2日

人類は、歴史上、本を破壊しつづけてきた―本ランキング2019年2月24日~3月2日

こんにちは、ブクログ通信です。

今週の本ランキングは、『世界でいちばんやさしい 教養の教科書』が1位になりました。歴史・哲学・言語・心理・文化・経済・社会・日本・芸術の全9テーマを扱う「教養の入門書」です。「こんな教養本が欲しかった!」と話題になり、発売1週間とまたずに増刷になったそう。4位には、村上春樹さんの『騎士団長殺し』文庫版がランクイン。今回刊行されたのは第1部「顕れるイデア編」上巻と、下巻(2月28日発売)。第2部の上下巻は、3月28日発売です。

今回急上昇してきたのは、『書物の破壊の世界史――シュメールの粘土板からデジタル時代まで』。2月28日に文筆家・吉川浩満さんがツイートして大きな話題となりました。「書物の破壊」という観点から、人類史を照らし出す一冊。「55世紀もの昔から書物は破壊されつづけているが、その原因のほとんどは知られていない。本や図書館に関する専門書は数あれど、それらの破壊の歴史を綴った書物は存在しない」。それはどんな問題をはらんでいるのか、語られています。

それでは、ランキングを見てみましょう!

本ランキング [2019年2月24日~3月2日]

1位 [↑] 『世界でいちばんやさしい 教養の教科書』

2位 [↑] 『ノースライト』

3位 [NEW] 『月とコーヒー (文芸書)』

4位 [NEW] 『騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)』

5位 [↓] 『その部屋のなかで最も賢い人 ―洞察力を鍛えるための社会心理学―』

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\そして、今週の急上昇作品は、これ!/

『書物の破壊の世界史――シュメールの粘土板からデジタル時代まで』

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おわりに

いかがでしたか。みなさんの読書生活の参考にしてくださいね。
来週のランキングもお楽しみに!