<締切りました>NYで誕生した、返本ゼロを目指す出版社「OR Books」の創業者、ジョン・オークスさんを取材した、秦隆司さん『ベストセラーはもういらない』を5名様へ

こんにちはブクログ編集部です。

ジャーナリスト秦隆司さんが作り手側から見た出版の世界を描くノンフィクション。生き残るための出版マネージメントとは?12月18日新刊『ベストセラーはもういらない』を5名様へプレゼントいたします!

応募の締め切りは、2018年12月24日(月)終日です。

ふるってのご応募お待ちしております!

出版社はこれから、どう生きていくのか。

秦隆司さん『ベストセラーはもういらない
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内容紹介

“出版は「完全に死んでいる」”ボイジャーから出版した『マニフェスト 本の未来』で、返本の問題に焦点をあて、根本的な改善を見送り続けるアメリカ出版界の旧弊をこのように表したジョン・オークス。彼は2009年、ニューヨークで友人と「返本ゼロ」「読者への直接販売」を目指す出版社ORブックスを創業し、小規模ながら着実に成長させた。ORブックスにはオノヨーコ、ジュリアン・アサンジといった著者が集まる。
 本書はジョン・オークスのORブックスの実態、アメリカの新聞や出版の歴史を例に、出版社が生き残るための鍵を解き明かす。

出版社からのコメント

今の出版社は必ず消えていく。わかっているのに行動できない。予測を頼りに古い慣行に勤しんでいる。ボイジャーが出版した『マニフェスト 本の未来』(2013年)に「出版再考——痛みを感じ、痛みを抑える」と書いたのは、ニューヨークの伝統的な小さな出版社 “OR Books” の共同経営者ジョン・オークスでした。私たちはその後ずっと彼の活動に注目し、4年間にわたる取材、インタビューをもとに、このたび『ベストセラーはもういらない ニューヨーク生まれ 返本ゼロの出版社』を刊行するに至りました。
ジョン・オークスは、現在の出版がおかれた困難な時代のなかで「出版再考」に向き合い、実行をすすめました。副題としてある「ニューヨーク生まれ 返本ゼロの出版社」は、彼の出版事業の方針を語る一つの象徴であり、出版が陥ったおおくの負の遺産を現実的に乗り越える方法でした。ここには古い慣行を捨て、デジタル新技術をも厭わない積極的な伝統的出版社のスタイルが見えてきます。一体、こうした考えや行動がどこから生まれてきたのか、単に一時的な現象ではなく掘り下げて一人の出版人の歴史に遡る内容です。
年明け2019年1月下旬には、ジョン・オークスの来日が予定されています。新しい出版に挑戦する実例に触れる良い機会が訪れるものと思います。

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著者:秦隆司(はた・たかし)さんについて

1953年東京生まれ。マサチューセッツ大学卒業後、記者、編集者を経てニューヨークで独立。1996年にアメリカ文学専門誌『アメリカン・ブックジャム』創刊。2001年自身の半生を綴った『スロー・トレインに乗っていこう』を出版。2012年アメリカン・ブックジャムのeBook版、eブックジャムの第1弾、第2弾をボイジャー社より出版。2013年宮家あゆみと『マニフェスト 本の未来』の共訳を担当。2018年『スロー・トレインに乗っていこう』を電子版として復刊。ならびに本書をボイジャー社から出版。アメリカの政治ニュースを追うポリティカル・ジャンキーでもある。

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登場人物:ジョン・オークス(John Oakes)さんについて

1961年ニューヨーク生まれ。2009年に返本ゼロを目指して事業展開する新興出版社ORブックス(OR Books)をコリン・ロビンソンと共同で創業。創業以前には、バーニー・ロセットの伝説的出版社グローブ・プレスで働いた後、フォー・ウォールズ・エイト・ウィンドウズ社(4W8W)の共同経営者として1987年から7年間働き、その後10年間アバロン・パブリッシング・グループに売却するまでディレクターとして同社の舵取りを行った。

応募概要

内容
秦隆司さん『ベストセラーはもういらない』をブクログ本棚に登録後、レビューを書いてくださる方を募集。
応募人数
5名様
応募締切
12月24日(月)終日
※当選は配送をもってかえさせていただきます。
※当選者には12月28日(金)までに配送手配いたします。

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