ブクログ大賞が始まりました!
みなさんの投票で決まるブクログ大賞ですが、「ノミネートされている作品、読んだことないし投票しづらいなあ」と思われている方がいらっしゃるかもしれません。
前回までは人文書部門の紹介で、ユヴァル・ノア・ハラリさんの『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』をレビューしました。さて、今回から海外小説部門のノミネート作です。スウェーデンを震撼させた実際の事件をモデルにした迫真の傑作、アンデシュ・ルースルンド ステファン・トゥンベリさんの『熊と踊れ』をご紹介します!ぜひ内容紹介とユーザーレビューなどを見て参考にしてください。
そもそも、ブクログ大賞のノミネート作品って、どうやって選んでいるの?
2016年5月1日から2017年4月30日の期間に発売された日本語刊行書籍の中から、ブクログでの登録数・評価数をもとに各部門のノミネート作品を選出しています。
ブクログ大賞海外小説部門ノミネート作品 アンデシュ・ルースルンド ステファン・トゥンベリさん『熊と踊れ』
ブクログの登録者数:462人 ★3.82評価
内容紹介
凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセント三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだった―。
\ おすすめのレビュー!/
『凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセント三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだった―。連続する容赦無い襲撃。市警のブロンクス警部は、事件解決に執念を燃やすが…。はたして勝つのは兄弟か、警察か。スウェーデンを震撼させた実際の事件をモデルにした迫真の傑作。最高熱度の北欧ミステリ。』
冒頭の冷たくバイオレンスなシーンから引き込まれ、軍の倉庫から銃器を奪うところからは完全に心を掴まれました!
映像がクリアに想像できるように、細かくて丁寧な描写です。海外ドラマになったら絶対に見る!!
次回はトーン・テレヘンさんの『ハリネズミの願い』をご紹介いたします。どうかお楽しみに!