ブクログ大賞エッセイ・ノンフィクション部門ノミネート作品をご紹介! 土井善晴『一汁一菜でよいという提案』

ブクログ大賞が始まりました!
みなさんの投票で決まるブクログ大賞ですが、「ノミネートされている作品、読んだことないし投票しづらいなあ」と思われている方がいらっしゃるかもしれません。
前回は二宮敦人さんの『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』を取り上げました。今回は人気料理家、土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』をご紹介します!ぜひ内容紹介とユーザーレビューなどを見て参考にしてください。

そもそも、ブクログ大賞のノミネート作品って、どうやって選んでいるの?

2016年5月1日から2017年4月30日の期間に発売された日本語刊行書籍の中から、ブクログでの登録数・評価数をもとに各部門のノミネート作品を選出しています。

ブクログ大賞エッセイ・ノンフィクション部門ノミネート作品 土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』


ブクログの登録者数:843人 ★4.19評価

内容紹介

食事はすべてのはじまり。大切なことは、一日一日、自分自身の心の置き場、心地よい場所に帰ってくる暮らしのリズムをつくること。その柱となるのが、一汁一菜という食事のスタイルであると著者は語る。ひとつの生き方の選択。

\ おすすめのレビュー!/

日々料理を作る側として読むと、身につまされる部分がたくさんあった。
インスタントとか加工食品もたくさん使ってるし、手を抜くこともたくさんだし。
でも「家族のためを考えて料理をする=すでに愛している」は、そういう気持ち持っていたなと気づかせてくれた。毎日の慌ただしい家事や仕事で埋もれてしまいがちだけど。

家庭での食事のやりとりや季節の楽しみの一言を読むと涙が出た。
母や父との会話を思い出して、ぶわーっと泣けてきた。
そういう何気ない会話や食事が私を作ってくれたんだと感謝の気持ちでいっぱいになった。

料理を作る人はもちろん、家では食べるだけの人にも読んでもらいたい。
子供がいる人は特に、読んでもらいたい。
毎日の食事が愛情や和食の文化を伝える大切な行為だと感じてもらえると思う。

エルさんのレビュー

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次回は田中圭一さんの『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』をご紹介します。お楽しみに!