「家族」で読むクリスマス!ブクログスタッフが選ぶクリスマスにおすすめ本8選

12月です!街はルミネーションでまばゆく彩られていますね!
今回から三週にわたって「『●●』で読むクリスマス」と題して、クリスマスだからこそ読みたい本を特集します。第一弾は「家族」
ブクログスタッフが、家族みんなで読んでほしい、おすすめの本をピックアップ!
さらに、数ある素敵なレビューの中から「共感」したみなさんのレビューも合わせてご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

ジンジャークッキーといえばピッピ!

本がまだ読むほど好きじゃなかった頃、夜寝る前に母に読んで聞かせて貰って笑い転げました。
読書してみたいと思ったきっかけの本のうちの一つ。
以来、ピッピの大ファンです。作者様が亡くなったと新聞で読んだ時は、ちょっと本気でへこみました。
とても大切な本です

あほうさんのレビュー

私もピッピの大ファンです!
小さい頃ピッピは次に何をやってくれるんだろうと読んでる間わくわくが止まりませんでした。
読書のきっかけには最高の本ですよね。(デザイナーN/30代♀)

絵がすごく綺麗!こんな銀世界行ってみたい

モノクロに挿し色があるだけの白地の銀世界が活きる、みやこしさんの作品で一番好きな絵本。
雪の中をお父さんの忘れ物を届けに追いかけるけど、転んで潰してしまうキッコちゃん。泣きたくなっちゃう気持ちを、動物たちのお茶会というあたたかいファンタジーへ導いてくれる物語。
現実の世界へたどりついた時、開けた箱の中身を想像に任させているとこがまたいいね。

34coroさんのレビュー

おっしゃる通り、モノクロにさし色という色使いが最高ですよね!
動物たちとのお茶会もものすごく楽しそうで心温まるファンタジーです。(デザイナーN/30代♀)

小さい頃ドキドキしながら読みました

雪の中でみつけた大きな足跡。それはぐりとぐらの家に続き…一体この足跡の正体は?絵本の中に「サンタさん」という言葉は一度も出てきません。読み進めていくうちに「もしかして…」というワクワク感が生まれてくる、夢いっぱいのお話です

KAORIさんのレビュー

私も小さい頃「この足跡はもしや・・」と思いながら最初から最後までワクワクしていました。
と言う私の気持ちを代弁してくださったレビューです。(デザイナーN/30代♀)

可愛いイラストで広がる、ファンタジックな世界

ブロンズ新社
発売日 : 2008-10

みなさんのレビューではありませんが、この可愛らしい挿絵と、おもちゃたちとの夢の時間に、子どもながらすごい高揚感を覚えたことが印象的だったこともあり、今回選ばせていただきました。
クリスマスにおもちゃをもらうと、この絵本のように動き出すかなとちょっとワクワクしたものです。(バックオフィスI/30代♀)

淡く優しいタッチの絵が、あたたかい気持ちにしてくれます

あの、有名なスノーマンのお話。
あたたかいタッチの絵と、スノーマンの表情の豊かさが読む人をホッとさせる。

まーさんのレビュー

長く愛されている絵本で、大きな雪だるまと少年が空を飛んでいる表紙には、みなさん見覚えがあるのではないでしょうか。
スノーマンは、もこもことした容姿に加え、動き回る姿から様々な感情をみせてくれます。
特に少年を抱きしめる姿はあたたかい気持ちにしてくれるので、私もお気に入りです。(バックオフィスI/30代♀)

サンタさんがくれるプレゼントはなにかな?

窓から覗いて見えるのと、実際の違いが面白い。仕掛け絵本だから、ページをめくるのがよりいっそうドキドキしちゃう。
そうきたか!って意外な真相に大人も子供もみーんな楽しめる一冊。

akaneeeさんのレビュー

1983年に発行された絵本ですが、内容はまったく古びることなく、五味さんの美しい色と、コミカルなキャラクターの愛らしい世界にぐいぐい引き込まれて何度も読んでしまう本です。
この動物だったらこんなプレゼントが届けられるんだろうなあと思ってページをめくると、思いがけないものが置かれていて、えっ、じゃあ次はどんなプレゼントだろう?と、最後までわくわくしながら絵本を読める喜びがあります。
読み聞かせでも大盛り上がりの一冊です。(バックオフィスS/20代♀)

やさしい気持ちが一番のプレゼント

いつもクリスマスネタを探しているので、こんな季節なのに読んでみたのだけれど~なんとこれは「しんせつなともだち」だったという事実。
そして調べてみると…「ゆきのひのおくりもの」とも同じだそうだ。

castagnaさんのレビュー

クリスマスの日に起こった、やさしい気持ちの連鎖。
本来のクリスマスは、こんなふうにしんとした気持ちで迎える日なのだろうなと、読みながら思える一冊です。
雪の日の夜、ストーブにあたりながら静かに読みたい、あたたかい本です。(バックオフィスS/20代♀)

“クリスマス”はなぜ、かくも美しく、かくも切ないのか

最初のページで分かった。このお話は読んだことがあると。とても好きなお話だったと。自分がクリスマスの為にフルーツケーキを焼くようになって、それを友に贈るようになって、この愛おしい小品がもっと好きになった。こうして、読んだことを忘れた頃に、またいつか私の前に現れる物語なのだろうか。

ちゃあさんのレビュー

ティファニーで朝食を』(新潮文庫・村上春樹訳)にも収録されていますが、こちらは村上春樹さんの名訳に加えて、山本容子さんの挿絵がかけ合わさったことで、「宝物」にもひとしい一冊です。
この作品は旧版の龍口直太郎訳『ティファニーの朝食』(新潮文庫)で高校生の時にも読んでいたので、ちゃあさんがおっしゃるように確かに「読んだことがある」と思えながら、じつはもっと以前に「読んだことがある」ような気持ちにさせられる不思議な作品です。(編集長M/40代♂)


「家族」で読むクリスマス本は絵本が多くなってしまいましたが、肩を突き合わせて家族と絵本を眺めるのも素敵なクリスマスの送り方です。どれも名作揃い!ブクログスタッフだけでなくユーザレビューでもお墨付き!贈り物にも最適です。本屋さんでみかけた際はぜひ手に取ってみてください!

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