羽生結弦さんに国民栄誉賞授与へ ―『夢を生きる』から来歴をたどる

羽生結弦さん国民栄誉賞授与へ『夢を生きる』

こんにちは、ブクログ通信です。

3月2日、「フィギュア 羽生結弦選手に国民栄誉賞授与へ」(NHKニュース)と報じられました。フィギュアファンのみならず、日本全体が驚きに包まれましたね。もし授与されれば、先日将棋界で「永世七冠」を達成した羽生善治さん、囲碁で2度の七冠独占を達成した井山裕太さんに続き、個人で26人目になります。

このタイミングで、3月1日に羽生結弦さんインタビュー集『夢を生きる』が発売されています!

羽生結弦さん国民栄誉賞!『夢を生きる』紹介
羽生結弦さん国民栄誉賞!『夢を生きる』紹介

五輪連覇は66年ぶりの快挙。仙台出身の羽生選手は東日本大震災を経験したあとにソチ五輪金メダルを獲得し、平昌五輪ではケガを乗り越えて連続で金メダルを獲得して、国民に大きな感動と勇気を与えました。それが国民栄誉賞の理由であるそうです。

今回発売された『夢を生きる』のインタビューは、その経緯を辿りなおすことができる一冊となっています。

2015年から2018年、来歴を振り返るインタビュー集

『夢を生きる』に収録されているインタビューの大部分は雑誌『Ice Jewels』に掲載されたもので、散逸しがちな雑誌インタビューがまとまったものとして非常に価値があります。

3月2日朝日新聞新聞広告、羽生結弦『夢を生きる』
3月2日朝日新聞広告、羽生結弦『夢を生きる』

収録されているのは2015~2018年のインタビュー。ソチのフィギュアスケート競技・男子シングルで世界の頂点に立ってからも、さらなる最高の演技を模索する期間でした。裏側ではアクシデントや不調もあり、心技体のコントロールも試みています。その軌跡が、何より本人によって語りおろされているのが本書の大きな特徴です。とりわけ平昌五輪への思いを述べるインタビューは、この五輪が終わった今、読む人に大きな感動を与えてくれるものになっています。

なお、単行本オリジナルの最新コンテンツも収録されており、初公開写真、直筆でのメッセージ、そして試合中からオフショットのカラー写真も多数掲載されています。これまでの衣装をまとめたページもあり、インタビューとあわせて読めば感慨もひとしおです。

羽生さんは「あとがき」にて、「普段のインタビューだけでは言い切れない想いが、少しでも伝わっていたらなと思っています」と述べています。まだ購入していないファンの方は、ぜひとも書店にお急ぎくださいね。「平昌五輪切手 30万枚超販売 羽生人気、リオの3倍超」というニュースなども流れていますし、本もすごい売上になりそうです。売り切れる前に、お早めに!

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中央公論新社『夢を生きる』紹介ページ