小泉今日子さん主演!『食べる女』実写映画化決定に豪華キャスト集結!

小泉今日子さん主演映画『食べる女』公開決定!

1月29日、小泉今日子さんが映画「食べる女」(監督:生野慈朗さん)に主演することが発表されました!東映からの公式発表の通り、映画は2018年9月下旬公開予定です。

映画「食べる女」の原著者は脚本家・小説家の筒井ともみさん。脚本家としては、映画「失楽園」「不機嫌な果実」「海猫」「ベロニカは死ぬことにした」など、官能的なシーンを含む映画に多数関わっています。「失楽園」で日本アカデミー賞優秀脚本賞、「阿修羅のごとく」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。

小説家としても小説・短編集・エッセイなど幅広い作品を生み出しています。なお筒井さんは、今回の映画化にあたって映画の企画・脚本にも関わっているそうです。

主演:餅月敦子役として発表されたのは、小泉今日子さん。監督の生野慈朗さんは、原作『食べる女』発売以来、作品を映像化するなら小泉さんしかいないと故・久世光彦さんと話し合っていたといいます。2015年夏から映画企画が始まり、小泉さんのスケジュールが空く2018年1月8日に撮影開始されたとのこと。

小泉さんは映画にこうコメントを寄せています。「『わからない』ということを今日の結論にできるのは女だけなのかもしれません。『わからない』けど、お腹が空いた。『わからない』から、とりあえず美味しいゴハンを食べちゃおう。そんな女達が映画の中で生き生きと食べてます。たくましく生きてます。筒井ともみさんが時間を掛けて下ごしらえをしたこの作品に参加出来て光栄です。」

助演女優陣も豪華の一言に尽きます。主演の敦子の旧友役に、鈴木京香さん。男性に優しすぎて、すぐに一夜を共にしてしまう古着屋店員に広瀬アリスさん。ぬるい男と腐れ縁を抱える制作会社APに前田敦子さん。1人の男性を愛し続けるBAR手伝い、山田優さん。つまらない男を寄せ付けない敦子の書籍担当編集者に沢尻エリカさん。耳のパーツモデルで2児を育てる母に壇蜜さん。日本人と結婚するも料理が下手で捨てられてしまった主婦にシャーロット・ケイト・フォックスさん。

豪華女優7人の競演で、映画の大ヒットが期待されますね。

原作:『食べる女』ストーリー

古本屋の女主人にして文筆業の敦子は、「モチの家」という一軒屋で、集まる女性たちに手作りの料理を振舞います。ひとはおいしい食事をすると元気になる。玉子かけご飯、魚料理、肉じゃが、おはぎ、つくね鍋。食べ物の数のように、おいしい恋もある。大人の恋愛も清清しいエロスも入り混じる、愛する力が湧きだす物語。

ブクログユーザーからも多くの感想が集まっている作品です。現在は新刊の入手がやや困難ですが、映画公開前に重版など行われるのではないでしょうか?お待ちください。

物凄く面白かったです!食べることっていうのは、気持ちや生活に複雑に深く関わっていて、人生の中で大きいことなのですね。

etsukoさんのレビュー

ひとはおいしい食事をすると元気になる。いとしいセックスをするとやさしくなれる―。食べること、は生きることだと思う。登場する男も女も皆軽い。考えの深浅にかかわらず軽い。とりわけ女は自由で、でも、シンプルに生きること、はきっと気持ちの良いことだと思う。気持ちよく、なりたいと思う一冊でした。

Rinさんのレビュー

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小泉今日子さんのおすすめ書籍

小泉今日子さんといえば読書家・エッセイストとしてもよく知られていますね。映画公開前には多くの宣伝が入り、小泉さんの本も入手しにくくなるかと思います。今のうち、この機会に代表作のひとつ『小泉今日子書評集』を目にしていない方は、ぜひ手にとってみてはいかがですか?

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女優陣以外のキャストもこれから徐々に公開されていくはずです。今後が楽しみです。

参考リンク

東映公式サイト「映画『食べる女』製作決定!」
筒井ともみさん「おいしい庭」オフィシャルブログ