「キノベス!2018」ベスト30発表!1位は中村文則さん『R帝国』

紀伊國屋書店「キノベス!2018」ランキング発表 大賞は中村文則さん『R帝国』

こんにちは、ブクログ通信です。

紀伊國屋書店スタッフの選考によって決定する賞、「キノベス!2018」が発表されました!!「紀伊國屋じんぶん大賞2018」と同日の発表です。

キノベスとは?

2003年に始まった「キノベス!」は、過去1年間に出版された新刊(文庫化タイトル除く)を対象に、紀伊國屋書店スタッフが「自分で読んでみて本当に面白い、ぜひ読んでほしい本を選び、お客様におすすめしよう」という企画です。今年は15名の選考委員が、紀伊國屋書店の全スタッフから公募した推薦コメントを熟読し、ベスト30を決定いたしました。

キノベス!2018フェアは、2018年2月1日(木)より、全国の紀伊國屋書店にて一斉開催予定です。スタッフが各作品に寄せたコメントを掲載した小冊子を店頭にて配布いたします。

共同通信PRワイヤー「紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30『キノベス!2018』を発表」

キノベスで取り上げられる文芸賞は本屋大賞の有力候補としても選出されることが多く、業界内外から広く注目される賞のひとつです。また書店が独自で発表しているさまざまな賞の先駆けであり、キノベスを模範として多くの書店賞が誕生した、といっても過言ではありません。今回で15回を迎え、徐々に伝統もできあがってきました。以下、発表されたベスト30をご紹介します。リンク先でブクログユーザーのコメントも確認できますので、ぜひあわせてご覧くださいね。

キノベス ベスト10発表!

キノベス1位 『R帝国』中村文則(中央公論新社)

新聞書評などでも高い評価を得ていたディストピア小説が1位に輝きました!読売新聞夕刊で連載されていた当時から、政治や言論について鋭く切り込み話題を集めていた本作は評判となっていたのですが、あらためて今回キノベスで大きな栄冠を手にすることになりました。

R帝国

著者 : 中村文則

中央公論新社

発売日 : 2017年8月18日

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キノベス2位 『屍人荘の殺人』今村昌弘(東京創元社)

第27回鮎川哲也賞受賞『屍人荘の殺人、「このミステリーがすごい!2018年版」、「週刊文春ミステリーベスト10」、「2018 本格ミステリ・ベスト10」と各賞総なめの作品です。キノベスでも高い評価を得ました。

屍人荘の殺人

著者 : 今村昌弘

東京創元社

発売日 : 2017年10月12日

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キノベス3位 『あるかしら書店』ヨシタケシンスケ(ポプラ社)

ヨシタケさんの作品は19位の『こねてのばして』と同時ランクイン!「こんな書店あったらな」と思う数々が描かれています。これをもとに今年「書店婚」が開かれたことは多くの書店員・書店好きを驚かせ魅了したニュースのひとつでした。

キノベス4位 『かがみの孤城』辻村深月(ポプラ社)

「ダ・ヴィンチ BOOK OFTHEYEAR2017小説部門 1位」「王様のブランチ ブック大賞2017」を受賞したことも話題になりました。

キノベス5位 『星の子』今村夏子(朝日新聞出版)

第157回芥川賞候補となり、第39回野間文芸新人賞を受賞した作品で、高い評価を得ています。

星の子

著者 : 今村夏子

朝日新聞出版

発売日 : 2017年6月7日

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キノベス6位 『うしろめたさの人類学』松村圭一郎(ミシマ社)

新聞各紙でも書評面中心に取り上げられ、人類学を分かりやすく身の丈から紹介したことが高く評価されました。

キノベス7位 『騎士団長殺し』村上春樹(新潮社)

言わずと知れた村上春樹さんの新刊がキノベスでもランクイン。

キノベス8位 『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』西原理恵子(KADOKAWA)

書かれているのは、いわば立派な教訓ではありません。転んだ時の立ち上がり方、腐らず立ち上がる方法を説く仕方が多くの共感を得た作品です。

キノベス9位 『SHOE DOG 靴にすべてを。』フィル・ナイト(東洋経済新報社)

ナイキ創業者が語った自伝です。オニツカタイガーとの経緯も描かれており、多くのビジネスマンにも受け入れられたヒット作です。

キノベス10位 『騙し絵の牙』塩田武士(KADOKAWA)

大泉洋さんをイメージして書かれた主人公の速水輝也。大泉さんと物語の「完全同期化」が話題になりました。

みなさんが今年読んできた本、読みたい本は見つかりましたか? 以下、11位から30位をご紹介します。

キノベス11~30位

キノベス11位 『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』川上和人(新潮社)

キノベス12位 『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎(光文社)

キノベス13位 『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』フランス・ドゥ・ヴァール(紀伊國屋書店)

キノベス14位 『魂でもいいから、そばにいて』奥野修司(新潮社)

キノベス15位 『僕はロボット越しの君に恋をする』山田悠介(河出書房新社)

キノベス16位 『今日の人生』益田ミリ(ミシマ社)

キノベス17位 『終電の神様』阿川大樹(実業之日本社)

キノベス18位 『うらみちお兄さん』久世岳(一迅社)

キノベス19位 『こねてのばして』ヨシタケシンスケ(ブロンズ新社)

キノベス20位 『無貌の神』恒川光太郎(KADOKAWA)

キノベス21位 『オクトーバー 物語ロシア革命』チャイナ・ミエヴィル(筑摩書房)

キノベス22位 『最愛の子ども』松浦理英子(文藝春秋)

キノベス23位 『弁当屋さんのおもてなし ほかほかごはんと北海鮭かま』喜多みどり(KADOKAWA)

キノベス24位 『劇場』又吉直樹 (新潮社)

劇場

著者 : 又吉直樹

新潮社

発売日 : 2017年5月11日

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キノベス25位 『もぐ∞』最果タヒ(産業編集センター)

キノベス26位 『探偵が早すぎる』井上真偽(講談社)

キノベス27位 『こわいもの知らずの病理学講義』仲野徹 (晶文社)

キノベス28位 『北北西に曇と往け』入江亜季(KADOKAWA)

キノベス29位 『もし文豪たちがカップ焼きそばのつくり方を書いたら』神田桂一・菊池良(宝島社)

キノベス30位 『デンジャラス』桐野夏生(中央公論新社)

デンジャラス

著者 : 桐野夏生

中央公論新社

発売日 : 2017年6月7日

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キノベスにランキングした著者・出版社、関係者のみなさまおめでとうございます。「キノベス!2018フェア」は2018年2月1日(木)より全国の紀伊國屋書店で開催予定。紀伊國屋書店のスタッフコメントが楽しみですね。

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