本のインフルエンサー:石田ゆり子さんの紹介する本は売れる!そして『Lily』(文藝春秋)の売上爆発に迫る

石田ゆり子さん『Lily ―日々のカケラ―』(文藝春秋)

こんにちは、ブクログ通信です。

1月30日に、石田ゆり子さんのフォト&エッセイ『Lily ―日々のカケラ―』が発売されました。

石田ゆり子さん『Lily ―日々のカケラ―』(文藝春秋)
石田ゆり子さん『Lily ―日々のカケラ―』(文藝春秋)
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大好きなものについて語るエッセイ、ロングインタビュー、日々を過ごすなかで触れるものやお気に入りなど、撮り下ろし・書き下ろしが多数収録された1冊です。いまの石田ゆり子さんの素敵な在りようが分かります。発売以来、大人気!多くの書店で品切れが起こりました。

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そんな石田さんは、ご自身のInstagramのアカウント(@yuriyuri1003)を開設しています。みなさんは、2016年10月3日の以来続くこのアカウントで紹介された本が軒並みすごい売行になっていくことをご存知でしょうか?石田さんはいわば、「本のインフルエンサー」として注目され始めているのです。

今回のブクログ通信では、石田さんが直近で紹介した本を取り上げて、インフルエンサーとしての凄さをご紹介します。そして石田さんが自著『Lily』を紹介したときに起こった大きな反響にも迫りました。

石田ゆり子さんの紹介本その1:佐藤正午さん『鳩の撃退法』

1冊目で取り上げるのは、直木賞作家佐藤正午さんの著作。『鳩の撃退法』は2014年刊行の作品で、。2018年1月に文庫化されました。新刊としても好調な売れ行きだったところですが、石田さんが1月25日にInstagramで紹介!「散歩、読書、珈琲。この三つが合わさったときがわたしの至福の時」という素敵な一文もありました。

この結果、ネット書店にあった本の在庫はほぼ一瞬で売り切れに。ブクログでも、沢山のユーザーのみなさんが本棚登録し、1月25~26日に文庫ランキングが急上昇!速報ランキングでも1位となりました。街の書店でも一気に売上が加速し、品切れを起こす店も多数あったそうです。

石田ゆり子さんの紹介本その2:ほしよりこさん『逢沢りく』

石田さんが2016年の夏から飼い始めた愛猫、ハニオくん。2月4日に「ハニオ図書館」で、ほしよりこさんの『逢沢りく』が紹介されました。「むねがきゅっとして せつなくてやさしい りくちゃん」。

この紹介もあって、2月4日からネット書店のランキングが軒並み上昇しました。Instagramで紹介されたのは単行本上巻。『逢沢りく』文庫本も発売されていて、単行本・文庫本上下巻すべてに注目が集まっています。ブクログでは、単行本をチェックして本棚登録するユーザーが多かったようです。

石田ゆり子さんの紹介本その3:中西なちおさん『猫ごよみ365日 今日はニャンの日? 猫といっしょに季節のある暮らし』

2017年12月27日に石田さんがこの『猫ごよみ365日』を紹介して、石田さんファンのみならず全国の猫好きも魅了されました。トラネコボンボンの猫たちのまなざしから、365日の暦を教える1冊です。

やはりネット書店では一気に品切れを起こし、しばらく入手が困難に。ブクログでも石田さんが紹介した直後からユーザーのみなさんが注目し、本棚登録数が急上昇していました。

その石田ゆり子さんが自著『Lily』を紹介した結果……!

紹介する本の売上が軒並み上がっていく、本のインフルエンサーともいえる石田さん。その石田さんが、2月5日に自著を紹介─!

糸井重里さんのコメント、「こんなに素直にたくさん書いてくれたけど、ゆり子さんのよさを、いちばん知ってないのは、ゆり子さんという気もするのだ」。帯のこの紹介を受けて、石田さんは「素敵なことばの帯の リボンをかけていただき 世に出て行くこの本は ほんとうに幸せものです」と応えました。この紹介を受けて、多くの方が反応。なんと、ネット書店の在庫は軒並みすぐに品切れに!Amazonの総合部門売上ランキングは1位になりました。またも入手困難な状況が生まれそうですね。

石田さんの「誰にでもわかる言葉で 自分にしかかけないことを書く」というモットーで紹介された本は、多くの人に響いていくのでしょう。ブクログユーザーの声もご紹介します。

石田ゆり子さんのフォトエッセイです。アラフィフになっても輝く石田さんの日常フォトから、生きていく上での教訓まで、幅広く、でも「いまの石田ゆり子」が書かれています。本好きで石田ゆり子ファンの私にとっては、石田さんちの本棚写真が見られたのが嬉しかったなぁ。いつも傍に置いておきたくなる1冊です。

keni3298さんのレビュー

文章のリズムが心地よくて、すーっと染みてきました。漢字のひらがなのバランスがちょうど良いのと、句読点がたまに意外なところに打たれていて、そこから独特のリズムが生まれているのかなと……。もっとエッセイパートが読みたい!という気持ちになりました。(でも、インタビューパートも良かったです!)石田家の動物たちにも癒されました。

careless-eightさんのレビュー

これから石田ゆり子さんが紹介していく素敵な本が、本当に楽しみですね!

関連リンク

石田ゆり子さん公式Instagram
石田ゆり子さん公式ウェブサイト「Yuriko Ishida Official Homepage」