平成で売れた実用書ベストセラーランキング・ベスト30!―「世界一受けたい授業」から

平成で売れた実用書ベストセラーランキング・ベスト30!―「世界一受けたい授業」から

こんにちは、ブクログ通信です。

4月6日、日本テレビ系「世界一受けたい授業」で、「平成で売れた実用書ベストセラーランキング」が発表されました。今回のブクログ通信で、この売上ベスト30をご紹介します。自身の生活習慣や見方を変える自己啓発書、日本語/英語についての本、雑学から実学まで、色々な本がそろいました。

実用書ベストセラーランキング3選!

1位 養老孟司さん『バカの壁』

2003年刊行の本で、400万部を超える歴史的ベストセラーとなりました。「新語・流行語大賞」「毎日出版文化賞特別賞」を受賞。2000年代半ば、「第4次新書ブーム」のさきがけとなった作品で、1位になるのも納得の結果です。

養老孟司さん『バカの壁 (新潮新書)
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2位 春山茂雄さん『脳内革命』

1995年刊行。西洋医学・東洋医学両方を見据えた独特の観点から、+の発想が心身に与える影響を示した一冊です。続編の『脳内革命2』とあわせ、大きなベストセラーとなりました。

春山茂雄さん『脳内革命―脳から出るホルモンが生き方を変える
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3位 スペンサー・ジョンソンさん『チーズはどこへ消えた?』

2000年刊行。世界のトップ企業が研修テキストとして使用していた、1999年度全米ビジネス書ベストセラー第1位の翻訳です。日本でも多くの会社で推薦書として取り上げられた一冊です。今年、続編『迷路の外には何がある?』が刊行されたことも話題になりました。

スペンサー・ジョンソンさん『チーズはどこへ消えた?
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実用書ベストセラーランキング4位以降

ここからは4位以下のベストセラーをご紹介します。30年にわたる平成のベストセラーを見ていくと、その都度の時代背景が透けてみえてくるかもしれません。

4位 坂東眞理子さん『女性の品格』

5位 『体脂肪計タニタの社員食堂』

6位 岩崎夏海さん『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』

現在、新潮社から文庫版が刊行されています。

7位 藤原正彦さん『国家の品格』

8位 樋口裕一さん『頭がいい人、悪い人の話し方』

9位 渡辺和子さん『置かれた場所で咲きなさい』

10位 山本千尋さん『バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット』

11位 ロバート・キヨサキさん『金持ち父さん貧乏父さん』

現在、『金持ち父さん貧乏父さん』改訂版が刊行されています。

12位 スティーブン・R・コヴィーさん『7つの習慣』

現在、新たに訳しなおされた『完訳 7つの習慣』が刊行されています。

13位 大野晋さん『日本語練習帳』

14位 池上彰さん『伝える力』

15位 岸見一郎さん・古賀史健さん『嫌われる勇気』

16位 アレン・カーさん『読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー』

17位 アラン・ピーズさん『話を聞かない男、地図が読めない女』

現在、文庫版および新装版が刊行されています。

18位 水野敬也さん『夢をかなえるゾウ』

現在、文庫版が刊行されています。

19位 リチャード・カールソンさん『小さいことにくよくよするな!』

現在、文庫版が刊行されています。

20位 アレックス・ロビラさん『グッドラック』

21位 川島隆太さん『脳を鍛える大人の計算ドリル』

22位 『つい誰かに話したくなる雑学の本』

23位 斎藤孝『声に出して読みたい日本語』

現在、文庫版が刊行されています。

23位 『B型自分の説明書』

現在、文庫版が刊行されています。

25位 山田真哉さん『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』

26位 近藤麻理恵さん『人生がときめく片づけの魔法』

現在、改訂版が刊行されています。

27位 村上龍さん『13歳のハローワーク』

27位 ドロシー・ローノルトさん『子どもが育つ魔法の言葉』

29位 向山淳子さん『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』

30位 長谷部誠さん『心を整える。』

はたして「令和」はどんな本が売れていくのでしょうか?今年後半、これからのベストセラーにも注目したいですね!