第157回芥川賞・直木賞候補作が決定!

第157回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2017年上半期)の候補作が20日付で発表されました!受賞作を決める選考会は2017年7月19日、東京・築地の「新喜楽」で行われます。それでは今回ノミネートされた話題の著者・候補作を一挙ご紹介いたします。

芥川賞候補作

今村夏子『星の子』(朝日新聞出版)

星の子

著者 : 今村夏子

朝日新聞出版

発売日 : 2017年6月7日

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著者:今村夏子(いまむら・なつこ)さんについて

1980年2月広島県広島市生まれ。2010年『あたらしい娘』で第26回太宰治賞受賞。『こちらあみ子』と改題、同作と新作中短編『ピクニック』を収めた『こちらあみ子』で2011年に第24回三島由紀夫賞受賞。2016年、新創刊された書肆侃侃房の文芸誌『たべるのがおそい』で2年ぶりとなる新作『あひる』を発表し、第155回芥川龍之介賞候補。同作を収録した短編集『あひる』で第5回河合隼雄物語賞受賞。『星の声』を「小説トリッパー春」号に発表。本作で2回目の芥川賞ノミネート。

今村夏子さんの作品一覧

温又柔「真ん中の子どもたち」(『すばる』4月号掲載)

著者:温又柔(おん・ゆうじゅう)さんについて

1980年台湾台北市に生まれ、3歳より日本に住む。両親はともに台湾人。法政大学国際文化学部卒業、同大学院国際文化専攻修士課程修了。2009年『好去好来歌』で第33回すばる文学賞佳作を受賞し作家デビュー。2016年『台湾生まれ 日本語育ち』で第64回日本エッセイストクラブ賞受賞。2017年「真ん中の子どもたち」を『すばる』4月号に発表。同作にて初の芥川賞ノミネート。

温又柔さんの作品一覧

沼田真佑「影裏(えいり)」(『文学界』5月号)

著者:沼田真佑(ぬまた・しんすけ)さんについて

1978年北海道小樽市生まれ、西南学院大学卒。盛岡市在住。2017年3月「影裏(えいり)」にて第122回文学界新人賞受賞。同作にて初の芥川賞ノミネート。

古川真人「四時過ぎの船」(『新潮』6月号掲載)

著者:古川真人(ふるかわ・まこと)さんについて

1988年7月福岡県福岡市生まれ。國學院大学文学部中退。神奈川県横浜市在住。2016年『縫わんばならん』で第48回新潮新人賞受賞、第156回芥川賞候補。『新潮』6月号に新潮新人賞受賞後の第1作目として掲載された「四時過ぎの船」で2回目のノミネート。

古川真人さんの作品一覧

直木賞候補作

木下昌輝『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA/角川書店)

著者:木下昌輝(きのした・まさき)さんについて

1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒業。ハウスメーカーに勤務後、フリーライターとして関西を中心に活動。2012年『宇喜多の捨て嫁』で第92回オール讀物新人賞を受賞し、2014年『宇喜多の捨て嫁』で単行本デビュー。同作は第152回直木賞候補となり、2015年第2回高校生直木賞、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞を受賞。2015年『人魚ノ肉』は第6回山田風太郎賞候補。2016年『天下一の軽口男』で第38回吉川英治文学新人賞候補。2017年『敵の名は、宮本武蔵』で第30回山本周五郎賞候補、直木賞初ノミネート。

木下昌輝さんの作品一覧

佐藤正午『月の満ち欠け』(岩波書店)

著者:佐藤正午(さとう・しょうご)さんについて

1955年8月長崎県佐世保市生まれ。北海道大学文学部中退。1983年『永遠の1/2』で第7 回すばる文学賞を受賞。2015年『鳩の撃退法』で第6回山田風太郎賞を受賞。そのほかの著作に『ジャンプ』『身の上話』『5』『アンダーリポート』『小説家の四季』『小説の読み書き』など。本作で初の直木賞ノミネート。

佐藤正午さんの作品一覧

佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』(文藝春秋)

著者:佐藤巖太郎(さとう・がんたろう)さんについて

1962年、福島県生まれ。中央大学法学部法律学科卒。2011年「夢幻の扉」で第91回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2016年「啄木鳥」で第1回決戦!小説大賞を受賞。本作で初の直木賞ノミネート。

佐藤巖太郎さんの作品一覧

宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』(KADOKAWA)

著者:宮内悠介(みやうち・ゆうすけ)さんについて

1979年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部英文科卒業。2010年囲碁を題材とした短編『盤上の夜』で第1回創元SF短編賞山田正紀賞を受賞、各種盤上ゲームの連作短編として2012年『盤上の夜』で単行本デビュー。第33回日本SF大賞受賞、第147回直木賞候補。2013年『ヨハネスブルグの天使たち』で第149回直木賞候補、第34回日本SF大賞特別賞受賞。2016年『アメリカ最後の実験』で第29回山本周五郎賞候補。「カブールの園」で第156回芥川賞候補。2017年『彼女がエスパーだったころ』で第38回吉川英治文学新人賞受賞。『カブールの園』で第30回三島由紀夫賞受賞。『あとは野となれ大和撫子』で第157回直木賞候補となり、今回が2回目のノミネート。

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柚木麻子『BUTTER』(新潮社)

BUTTER

著者 : 柚木麻子

新潮社

発売日 : 2017年4月21日

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著者:柚木麻子(ゆずき・あさこ)さんについて

1981年、東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。2008年女子校でのいじめを描いた「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞受賞。2013年『嘆きの美女』、2015年『ランチのアッコちゃん』がテレビドラマ化。2013年『伊藤くん A to E』で第150回直木賞候補。2014年『本屋さんのダイアナ』で第151回直木賞候補。2015年『ナイルパーチの女子会』で第28回山本周五郎賞受賞、第153回直木賞候補。2016年『ナイルパーチの女子会』で第3回高校生直木賞受賞。2017年本作『BUTTER』で4回目のノミネート。

柚木麻子さんの作品一覧